先日リリースされた【マルセイ!!】の3巻。
その内容を、若干のネタバレを含みながら紹介していきます。
相も変わらずエロ特化のストーリーですが、本格的に”ラヴァーズ”が始動し始めたことで若干のシリアス要素も混ざり出しました。
またギャグパートもふんだんに盛り込まれているため、エロ×バトル×笑いの三重ハーモニーを楽しむことができますね。
さて健全な男子諸君、ここはひとつフンドシを締め直し、前屈みで挑んでいきましょう。
新たな仲間 乱ちゃん登場
3巻からは笑顔の素敵な乱ちゃんが、新たにマルセイメンバーに加入。
こんなカワイイ顔して、実は心と同じく”四代格闘技“の次期後継者と目される彼女。
「白手」と呼ばれる拳法の使い手で、手刀をナイフのような切れ味へと変えるスタイルが特徴的。
強くてカワイイ、女の子!
女の…子…?
お察しの通り、何を隠そう乱ちゃん、男の娘です。
こうなった事情は大して深くもないので、改めて深掘りする必要はナッシング。
ともかく今や新たなジャンルとして大きな一角を誇る「女装男子」というジャンルを、レギュラーメンバーに据えてきたという事実があるのみ。
幅広過ぎて深すぎるフェティッシュへの網羅がウリなこの作品で、この分野を放っておくはずもないのだッ!
道場の弟子たちからは、露骨に妄想のネタとして使われる乱ちゃん。
禁欲を掲げた門下生らにとって、彼女はまさに砂漠のオアシス。
一応性別についての疑惑は彼らの中に芽生えているものの、実際は男で女でも構わないようです。
実に寛容で平和な世界だ…!
穴があったら入り…たくない?
タツク & エイト、大ピンチ!
ラヴァーズ、AC名「塀!尻!」に囚われたふたり。
イタズラ描きをされたあげく、一般市民の好奇の目にさらされることに。
次々と狂い出す市民たち。
恐るべきは、ラヴァーズのその狡猾な罠よ…
引用:マルセイ!! 3巻
壁の向こうの男たちは、理性のタガを次々に外されてしまいます。
老いも若きも、その無防備な肉に追いすがり、欲望をさらけ出すのです。
そして越えられようとする一線…!
果たしてタツクとエイトは、襲い来る魔手から逃れることは出来るのでしょうか。
がんばれ!いや、がんばらなくてもいい!
なんかもう、色々となるようになれ!
不穏の種が、鎌首をもたげ始めた
マルセイに、内通者アリ。
ラヴァーズへリーク情報を流している、不埒者の存在が顕現。
偽りの絆をこしらえたユダは、ほくそ笑みながら金貨の枚数を数えているのだ…
ちょいとしたシリアス展開で、大きくストーリーが動くような動かないような気配を醸しています。
ギャグ&エロスの漫画にしては、これまで伏線は結構なバラ撒きかたをしている本作。
割とこういったシリアスパートが、逆にエロを活かすためのキックスだったりもしますよね。
さて一方、おかしな部屋に閉じ込められたマルセイ実行部隊の四名。
彼女らは裏切り者の存在を、あるものを我慢しながら考慮する危機に追いやられました。
そう、おしっこを我慢するという苦行を。
だいぶダメそう。
やがて疑心暗鬼を生じた彼女らは、
「最初に漏らしたくない」➡「誰かを漏らさせればいい」
という忌まわしい思考にとりつかれてしまうのです。
全員殺すって…聞き間違いだよね?
果たして無事に、彼女らがトイレタイムを享受することはかなうのか?
乞うご期待。
恒例の座談会 テーマは「NTR」
ラヴァーズ幹部面々による、恒例のフェティッシュ合議はじまるよ~。
今回のテーマは「NTR」
上記画像だけ見るといかにもNTRを否定していそうですが、実際にはラヴハート様はNTR属性もち。
その上で、「なぜ僕はこんなにも不条理な性癖を持ち合わせた!?」という潜在意識の迷宮へ踏み込むこととなります。
これがなかなかに深いお話で、感性、あるいは感情を明確な論理へ落とし込んだ見事なものに仕上がっております。
これだけ深くNTRについて言語化された文章は稀有なのでは?
今一度フェティッシュについて考えさせられる、有意義な一話であったと感じましたね。
キッチリとオチが組み込まれているのも鮮やかで、思わず膝を打つようなシメ方であります。
このマスター…前回といい、クセ者だぜ…!
まとめ
エロコメに飢えた健全男子にはマストバイ。
ほどよいエッチさが色々とはかどる、健康生活へのメソッドだッ!
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