マンガ版【ゴブリンスレイヤー】にてパーティの前衛かつ、術士をつとめる蜥蜴僧侶。
見た目のコワさとは裏腹に、一党の参謀を担当する知的な兄貴分。
その恐ろしくも頼れる御姿を、ご照覧あれ。
基本スペック
種族は蜥蜴人。年齢は不詳。種族としては定命の者に属し、エルフやドワーフよりは短命であると推察されます。
見た目は二足歩行する竜人そのもので、大柄な体躯と緑色の肌が特徴。
種族特性としては、力の強さや毒耐性、暗視性能などなど。
戦闘に際しては肉食性の祖先の血が昂ぶることもあるようで、雄叫びを響かせることもあるようです。
妖精弓手、鉱人道士との初対面の際には、ガーゴイルを血祭りにあげて遠吠えする場面も。
「あれを見てわしらは『こやつには逆らわないようにしよう』と誓い合ったんじゃ」
とは、鉱人道士の後日談。
使用する奇跡一覧
竜牙兵 | 竜牙刀 | 治療 | 擬竜 |
---|---|---|---|
骨の小竜を召喚する | 小剣を生み出す | 自然治癒力を上げる | 自身の筋力を上げる |
腐食 | 念話 | 竜吼 | 竜息 |
---|---|---|---|
対象を腐らせる | 対象と意思疎通を行う | 対象複数を怯えさせる | 竜の息を使用する |
使用する術(奇跡)は非常に多岐に渡り、僧侶の名に恥じない手管を披露しています。
行使回数も4回と多めで、術士としての才能も十二分に備わっていることがうかがえますね。
ただし『竜牙兵』は別途触媒が必要であったりと、行使回数以外の制約も存在するようです。
竜を奉る宗教
ゴブリンスレイヤーの世界で奇跡を行使するには、神から受動的に授かる以外にはありません。
よって魔術を使う者は何かしらの神を信奉しており、蜥蜴僧侶もそれは等しく。
彼が信奉するのは竜であるとされ、地母神信仰はいわゆる他宗教です。
とはいえ彼のしばしば口にする「異端」とはおおむね祈らぬ者を指しており、その矛先が他宗教の僕に向くことはありません。
このおおらかで慎ましい身の振り方こそ、彼が恐ろしげな見た目ながらも、一党随一の紳士であるとされる理由のひとつでしょうね。
前衛もこなすファイター
奇跡『竜牙刀』で生み出した刃物を携え、ゴブリンスレイヤーと共に前線へ飛び込むのは見慣れた光景です。
大柄な体躯を活かした突撃は、小鬼程度では到底止められないパワーを秘めています。
また武器を用いずとも尻尾や素手も充分に破壊力を持っており、空手でも戦闘力はそれほど落ちないのが強み。
知恵も回る頭脳役
膂力で押し切る脳筋タイプと思いきや、実は策謀の読み合いにも長けている蜥蜴僧侶。
作中ではしばしばゴブリンスレイヤーから意見を求められ、そのたびに的確な見解を述べています。
理知的で冷静な様子は、頼もしい兄貴風を感じずにはいられませんね。
馬車上でのガーゴイル戦では、奇策を用いて追撃を討ち取る一面も。
本人は謙遜しているものの、部隊を牽引する能力にも秀でていると思われます。
この時話している矢羽の会話では、パーティの5人をそれぞれひとつの『弓矢を射る者』に例えています。
冒険の目的は『竜になる』ため
位階を高め、竜に成ることを冒険の目的とする蜥蜴僧侶。
具体的には、『異端を滅する』『歴史的に価値ある資料を得る』『父祖に勇を示す』などの行為で、功徳が積めると考えているそうです。
しかし現実的にドラゴンへ変異出来るか否かは定かでないと語っており、しかし宗教的にはそれを信じている、というスタンス。
彼の故郷には巨大な竜の遺骨=恐竜の骨が見つかっており、自分たちとドラゴンを結ぶ接点であると考えています。
なお、世界観的には実際に竜が存在しており、暴れ狂う暴竜や、混沌に与した邪竜、また生贄の乙女や財宝を求める俗物的なドラゴンも居るとのこと。
もちろんすべての竜が悪しき祈らぬ者とは限らず、蜥蜴僧侶がドラゴンと化した暁には、きっとそうはならないでしょうね。
チーズ大好きな蜥蜴僧侶
蜥蜴僧侶の大好物は、牧場で作られたチーズ。
彼の故郷では「獣は狩るもので育むものではない」そうで、必然的に乳製品を使った食料品は初見でした。
ゴブリンスレイヤーから初めてそれを貰った際には、立ち上がって叫び出すほどの衝撃をおぼえます。
以降もことあるごとに牧場のチーズを所望する彼。
「甘露!」と叫ぶ声を聞いたら、それは彼がチーズを口にしている瞬間なのです。
お菓子も興味アリ
都の露店で見かけた『あいすくりん』を再現することを提案したゴブリンスレイヤーに、異常に喰い付く蜥蜴僧侶。
どうやらチーズだけでなく、甘いお菓子や牛乳にも目が無いようです。
アニメ版ゴブリンスレイヤーは上記から。
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