マンガ版【ゴブリンスレイヤー】にてパーティの野伏(レンジャー)をつとめる、妖精弓手についてまとめたページになります。
名前の通り、弓矢の扱いが得意な彼女。
冒険では探知や斥候はもちろんのこと、戦闘でもその腕前はとっても頼もしいメンバーです。
その魅力を再確認して、更にゴブスレワールドを楽しんでいきましょう。
基本スペック
自称2000歳。純粋な妖精の末裔とされる上の森人で、老衰では命が尽きることのない不死の者。
ハーフエルフなどの混血との違いはより長い耳で、他種族からも一目でその特徴は理解出来るようです。
種族特性としては弓矢の扱いに長けており、音や匂いを敏感に察知可能。
ヒューム・エルフ・ドワーフ・リザードマンの四族会議から代表として選出された銀等級の冒険者で、魔神王の手先たる小鬼の活動を探るために派兵されることに。
種族間バランスを取るため、只人から『小鬼殺し』の英雄譚を唄われるゴブリンスレイヤーにゴブリン討伐を依頼し……
冒険大好き
妖精弓手が冒険をしている理由は単純明快で、「未知のものを探索したい」という非常に冒険者らしいものとなります。
「ゴブリンを滅する」という目的で行動するゴブリンスレイヤーとはまったくの正反対であり、彼女はたびたびその姿勢を変えさせようと苦心することに。
2000年を生きているとはいえ、彼女が大半の生涯を過ごしたのは森の中だけのこと。
よって誰よりも好奇心が旺盛で、知識欲を満たすためなら手段をいとわないでしょう。
ハイエルフらしからぬ落ち着きのなさや、ケンカっぱやさはこうした背景に起因しているのでしょうね。
冒険に引っ張り出したい
いつしか彼女の目標には、ゴブリンスレイヤーを『楽しい冒険』に連れて行くことに変わっていきます。
今のところ、妖精弓手がゴブリンスレイヤーと共にした仕事はすべて小鬼絡みであり、彼女自身はそうでないものを望んでいるのです。
小鬼の血や臓物とは無縁の、未知を未踏を味わう旅。それはきっと、素敵で楽しいものになるでしょう。
が、ところがどっこい!
実はゴブリンスレイヤー、ひそかにゴブリン以外の依頼を受けたことがあったのです。
それは重戦士と槍使いと共に挑んだ、森の中に生み出された白い塔の攻略編。
本編ではこのシーンは出て来ませんが、『ブランニュー・デイ』にて登場しています。
「戻ったら騒がれそうだ」と危惧するゴブリンスレイヤー。その情景は、何よりも明白に頭の中に描くことが出来るでしょう。
奇策をやめさせたい
奇手搦手の宝庫であるゴブリンスレイヤー。これまでも数々の突飛な策で、ゴブリンの巣穴を壊滅させてきました。
妖精弓手的にはそうした『アブない荒ワザ』は好みでないらしく、毎回のように禁止事項を盛り込んでいきます。
しかしそうした決め事の枠外から、更に大きくド派手な奇策を用いるゴブリンスレイヤー。
もはや様式美と化した彼らのやり取りなのでした。
性格は子供っぽい部分が目立つ
無邪気で好奇心旺盛な上、じゃじゃ馬でお転婆な子供っぽさが特徴的。
まるで2000年を生きた威厳のようなものは感じられず、はた目には十代の女子にしか見えないでしょう。
彼女のこうした性格はやはりエルフの中では珍しいことで、多くの上の森人はもっと粛々とした落ち着きのある、悪く言えばキザったらしい賢人が大半とのこと。
それはドワーフから見ても同じことで、鉱人道士は初見の時に、そのあまりの跳ねっ返りぶりに、呆れを通り越して感嘆してしまいます。
そして余りにも面白すぎる一党のメンツに加わることを決意したのでした。
本来なら仲の悪いはずの、森人と鉱人。
しかし普通のエルフとはちょっと、いやかなり異なる妖精弓手だからこそ、今のパーティが結成していると言っても過言ではありませんね。
弓矢の技術は天下一品
「十分に熟達した技術は、魔法と見分けがつかないものよ。」
射撃の年季は誰よりも長いこともあり、まるで魔法じみた曲射を使用可能。
洞窟内ではこうした技術は活躍の場が少ないものの、平野では強力な攻撃手段となり得ます。
矢の威力はそれなりであるものの、相手がゴブリンであれば一射即殺の必殺技です。
命中精度も非常に高く、ほぼ狙いを外すことはありません。
更に同時に何本もの矢を射ることも可能で、多数の雑魚を刈り取るには最適な行動と呼べるでしょう。
術や奇跡といった回数制限の厳しい遠隔と違い、矢さえ尽きなければ無限に安全距離から一方的に攻められるのは強みですよね。
弓矢持ちは、冒険には欠かせない技能と言えるでしょう。
姉たちはもっとスゴい
大目玉戦にて。
一撃必死の『分解』を引きつける妖精弓手は、「姉たちならもっとうまくやれる」と考えていました。
壁走りに身軽な身のこなしと、常人には充分に超人的な身体能力に見えますが、これを超える姉たちはどんなチート性能なのでしょう…。
お酒に弱い妖精弓手
エルフにはあまり酒を嗜む嗜好がないのか、妖精弓手はドワーフの『火酒』をあおった際に、真っ赤になってひっくり返ってしまいます。
以降もたびたび酒を呑んでは、酔っぱらって管を巻き、二日酔いで苦しみを味わい……。
懲りない酒盛りを繰り返すさまは、まるで成人したての若者を見ているようです。
彼女のこういった一面も、2000歳という年齢を感じさせないひとつの要因でしょう。
アニメ版ゴブリンスレイヤーは上記からどうぞ。
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