マンガ【ダンジョン飯】にてライオス一党と行動を共にする、イヅツミについて深掘りしていくページになります。
物語冒頭からパーティに居るチルチャック・マルシル・センシと異なり、道中で加わったメンバーである彼女。
その秘密に迫り、ダンジョン飯を味わい尽くしていきましょう。
種族は東方人
種族は東方の島をルーツとする、『東方人』と呼ばれる種族。
トールマンと同じに見えるものの、やや背が低く、髪の色が黒いのが特徴ですね。
国柄としては内乱が多く、常にどこかで戦の行われている地域のようです。
しかし東方以外を生まれとする東方人も居るらしく、例えばリンは故郷についてほとんど知らないとのこと。
魔力容量や身体能力については不明であるものの、魔術を扱うマイヅルや、近接戦闘に強いシュローなど、割とオールラウンダー的な立ち位置に思われます。
クラスは忍者
シュローの父親に買われたイヅツミは、私兵として戦闘訓練を受けました。
機敏な跳躍や投擲技術に優れ、パーティの中ではもっとも近接戦闘に特化していると言えるでしょう。
融合した猫の魔物の影響もあるのか、身軽さはトップクラス。
やる気にムラがあるものの、戦いでは頼れるレンジャークラスに分類されるでしょう。
呪いのかかった身体
イヅツミの身体には二種類の呪いがかかっています。
更新期限が切れると対象を襲う術はマイヅルのかけた者で、シュロー一家に忠誠を捧げさせるために施した、一種のフェイルセーフ機構でしょう。
こちらはマルシルによって解読中、結果的に強引な解除をすることに。
そして魔物との融合する呪いこそ、彼女がライオスらに同行する最大の理由。
古代魔術と目されるその術を解くため、狂乱の魔術師を目指すことになったのです。
ネコ娘なイヅツミもキュートでイイですが、元に戻った彼女も見てみたいですよね。
マルシルになつくイヅツミ
黄金城へ立ち寄った際には、結界の影響で凶暴性を失ったイヅツミの中の魔物。
まるでネコのようになってしまい、マルシルにべったりとくっついて離れません。
ライオスが撫でようとすると拒否するあたり、潜在的にはマルシルになついていることが判明していますね。
事あるごとに面倒を見ていたので、マルシルを信頼するのも自然な流れに思えます。
マルシルを慰めるイヅツミ
ファリンの思い出話で感極まったマルシルを、そっと撫でるイヅツミ。
出会った頃の刺々しさはどこへやら。年頃女子っぽいやり取りが、なんだかほっこりなエピソードであります。
逆に考えると、こうまで人間らしさを出せるイヅツミが凶暴であり続けたシュローの配下という環境は、だいぶ劣悪であったのではないかと勘繰らざるを得ませんね。
マイヅルの教育やタデとの親交もあったにせよ、暴力的な呪いで支配下に置いていた一面も鑑みると、やはり人間的な境遇とは言い難いと思われます。
食事のマナーが悪いイヅツミ
イヅツミは戦闘訓練を受けてはいるものの、それ以外の教育はおろそかです。
なのでセンシが初めて食事を用意した際には、その行儀の悪さでライオスたちを驚かせました。
当然ながら”食“を心の柱とするセンシにとって、これは看過できぬ由々しき事態。
彼女にマナーをしつけることを誓います。
色々と文句を垂れながらも、徐々にセンシの言うことを聞くようになるイヅツミ。
またセンシはセンシで、好き嫌いの多い彼女でも美味しく食べられるようなメニューに頭を使ったりと、歩み寄るさまが微笑ましいコンビとなりました。
イヅツミの母親
サキュバスによって顕在化した、顔も知らないはずのイヅツミの母親。
潜在的な記憶を読み取ったか、或いは適当に生み出した幻影かは定かではありません。
とはいえ物心ついた頃から半獣人として見世物にされていた彼女にとって、母の面影というものは得難い絆でしょう。
どんな経緯で彼女が捨てられたかは判然としませんが、いずれこの辺りも明らかになるといいですね。
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