マンガ【Dr.STONE】にて登場する、主人公千空と幼馴染の女子高校生、杠についてまとめたページになります。
手先の器用さと根気強さはピカイチな、科学王国の手芸マスター。
その輝かしい魅力を再確認し、より深くストーンワールドを楽しんでいきましょう。
得意技は裁縫全般
手芸部に所属していた杠の特技は、なんといっても糸と布を駆使した裁縫品。
着物や衣類などはお茶の子さいさいです。
とはいえ、科学王国が求めるのは単純な衣服や布きれではなく、圧倒的物量の織物。
そのため、時にはとてつもなく地道で過酷なデスロードを歩むことを余儀なくされます。
杠もまた、大樹と似たような『根気』という性質を強く持つ女子。
気が遠くなるような道程を辿ることに、弱音を吐くことはあれど、諦める選択肢は持ち合わせていません。
服飾は別腹
どれだけ疲労していても、服作りなら別腹の杠。
まるでどこかの拳法伝承者のような手付きで、驚くべきスピードにて裁縫を行っていきます。
この狂戦士モードはストーンワールド以前の、部活動でも見られた一般的風景だったそうな。
本当に好きなもののためなら寝食をも忘れる、というタイプに見えます。
タイプは違えど、カセキ爺さんやクロムに通ずるものがありますね。
献身・自己犠牲の精神
杠を非常に簡潔に記しているのが、上記の2コマ。
自分よりも他人を優先しがちで、自己犠牲をいとわない高潔さを兼ね備えています。
ゲンが適当に書いた心理本を読んだ際には、『自分・友人・恋人の誰を助けるか』という問いに、「友達と恋人で悩む」と回答していました。
司に人質とされた折にも、人類の未来のために千空を生かすという、すなわち死を覚悟。
長い髪をバッサリと切り落とされても泣き言ひとつ吐かず、最期の瞬間まで気高くあり続けようとしていましたね。
究極の地道作業
スパイとして司王国に潜り込んだ期間中、杠最大のミッションは『砕かれた石像の修復』でした。
およそ気が遠くなるような膨大な欠片を継ぎ合わせ、見も知らぬ誰かの造形を取り戻し続けていました。
科学王国発展の裏側で彼女は、石と化した人々の命を護る戦いをしていたんですね。
この光景を目の当たりにした右京は、「狂気だ」と震えていました。
およそ個人の損得勘定をまったく省みないこの行為にこそ、彼女のすべてを表す要素が詰まっているのです。
大樹が好き
クスノキの木の前で、されるはずだった告白。
石化光線によってうやむやとなった言葉の続きが気になり、杠は大樹にその真意を問おうとしました。
しかしすべての人類が復活するまでは、この言葉をまだ明かさないと決めた大樹。
3700年間秘めた想いを告げるのは、もう少しあとになりそうです。
といっても、誰が見ても杠は大樹が好き。
はたから見れば相思相愛のおしどり夫婦なのに、彼ら同士だけが想いを伝えあっていないという不思議な関係なのです。
アニメ版も面白いのでオススメです。
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