【Dr.STONE】稀代の嘘つきマジシャン あさぎりゲンの人物像まとめ

Dr.STONE

マンガ【Dr.STONE】にて登場する、旧世界からの復活組『あさぎりゲン』についてまとめたページになります。

語る言葉は羽根のように軽く、巧みな話術で相手を煙に巻く自称:メンタリストの彼。
果たしてその立ち位置や狙いは、いかなるものなのか?

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自称:ポリシーゼロのペラペラ男

ポリシーゼロのゲン
引用:Dr.STONE 3巻

千空らとの初対面の折に、自らを「ポリシーの無いペラペラ男」と自己紹介するゲン。

もともとは司の手先として千空の生死を確かめるために派遣された彼ですが、石神村で行われる科学開発を目の当たりにし、ちょっとした心変わりをします。

彼にとっては科学王国の方がより一層、司の提唱する『無垢な世界』よりも魅力的に見えてしまいました。

勝ち馬に乗るゲン
引用:Dr.STONE 3巻

このフットワークの軽さやビジネスライクな態度が千空には付き合いやすい相手であったらしく、思いのほか意気投合することに。

とはいえ、「誰を切ってでも勝ち馬に乗る」という言葉の意味あいは、仮に自分の与するコミュニティが弱ってしまえば、容赦なく見捨てるということでもあります。

決め手は一本のコーラ

コーラを求めるあさぎりゲン
引用:Dr.STONE 4巻

千空とゲンの共同戦線の決め手となったのは、たった一本のコーラでした。
科学王国にしか作れないあの真っ黒な炭酸飲料のために、ゲンは司へ虚偽の報告を流すことを決意。
重傷を負いながらも拠点へ帰還し、見事に役目を果たしました。

その後、ルリを治療するためのサルファ剤作りの一環で生まれた炭酸水から、千空はコーラを約束通り生成。
コーラを飲み干すゲンの表情は、その時だけはウソつきでないように見えました。

心理戦は比類なきナンバーワン

引用:Dr.STONE 13巻

他者の精神を読み解くメンタリストには、少ない情報からも真実を読み解く術が備わっています。
まるで推理小説の探偵のように、次々と心理を解き明かしていきます。
特に敵対組織との対峙において、彼の舌戦はとびきりの切り札。
互いに血を流すことなく矛を収めるには、対話以上の有効手段はありません。

千空の科学知識とはまた別のベクトルで、かなりのキレ者感を漂わせるゲン。
もはや科学王国にとって、なくてはならない人員と呼べるでしょうね。

敏腕ネゴシエーター

モズをそそのかすゲン
引用:Dr.STONE 14巻

時には圧倒的強者を前に、口先だけで立ち回ることを要求されるゲン。
彼の手持ちカードに武力の類いは一切含まれておらず、失敗はすなわち死を意味するケースも多々。

毎度うまく切り抜ける手腕は見事ながらも、内心ではガクブルしているのが親近感湧きますね。
チキンなハートを感じさせないポーカーフェイスは、メンタリスト必携のワザマエです。

ワッルイ顔に定評のあるゲン

ワッルイ顔に定評のあるゲン
引用:Dr.STONE 7巻
ワッルイ顔に定評のあるゲン
引用:Dr.STONE 6巻

あさぎりゲン最大の魅力は、ときおり見せるワルでゲスな悪役顔でしょう。

ピュアな人間の多い科学王国では、黒い企みを起こせる人材が慢性的に不足しています。
そんな中、千空とゲンはとびきりの合理主義者とリアリスト
時にあくどい策謀を受け持つ彼らは、こうしたワル顔で企みを構築していきます。

味方に付ければこれほどに頼もしく、エゲつない人材もそうそう居ないはず。
テレビショーでマジックを披露していたお茶の間の道化師の正体は、人心を巧みに操る狡猾な詐欺師なのです。

偽悪者ゲン

偽悪を見破るコハク
引用:Dr.STONE 12巻

ゲンは一見して軽薄で嘘つきな、どこまでも信用の置けない男に見えます。
しかし彼が意図してそういう自己を演じていることに、コハクは遅まきながら気付くことに。

つまり彼は、偽悪者なのです。
蔑まれ疎まれ、軽んじられようとも、それが彼のプライド。
恐らくは汚れ仕事を気兼ねなく請け負えるように、そうした茨の道を進むことを選んだのではないでしょうか。

他人を、そして自分すらも騙し通す。あさぎりゲンは、生粋の嘘つきなのです。

声帯模写もお手の物

リリアンのマネをするゲン
引用:Dr.STONE 8巻

メンタリストの本分は、人の心を操ること。
ゲンにとっては自分でない何者かに成りきることすらも、その内に含まれているのです。

亡き歌姫、リリアン・ワインバーグに成りきったり、或いは司の思考を再現してみたりと。
日常では一発ネタにしかなり得ないこうした持ち味も、ストーンワールドでは特上の特技としてカウントされるでしょう。


アニメ版は上記リンクからどうぞ。


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